asahi.com: 大証、揺らぐ信頼 システム障害に村上氏が経営責任追及
ネット証券Blog:大阪証券取引所のシステムが駄目すぎて、村上ファンドや投資家から批判されている件について
参考:Osaka Securities Exchange Top Page:::大阪証券取引所:::
大証というか、要するにヘラクレスの情報配信と約定の遅延はもう日常茶飯事なわけで、我慢できる限界をとっくに超えていた。そんなわけで、ヘラクレス銘柄はだいぶ前にノーポジにして無視していたのだが。
どうやら村上氏が噛み付いてくれたらしい。
大証のシステム投資の筋の悪さは以前から感じていたのだが、清算システムと売買システムをまとめて入れ替えると言われた時点でもうダメだと思った。こんなクリティカルなシステムの入れ替えをまとめてやってしまおうとするその神経が私には理解できなかったし、そうせざるを得ない状況に追い込まれるまで問題を軽視していたこと自体がもう腹立たしい。(案の定プロジェクトが遅延してる模様。)
ネット証券Blog:大阪証券取引所のシステムが駄目すぎて、村上ファンドや投資家から批判されている件について:
大証がデリバティブ取引に関して、日本証券クリアリング機構(日本の証券統一清算機関)と提携する道を選んでいれば、新清算システムへの投資は必要なかったのではないのか、という話もある。…(中略)…独自に構築するにしても、それより新売買システム構築を優先した方がよかったのかもしれない。
よほど独創性のある機能要件がある場合以外、システム投資において既にあるものを自力で再構築するという行為は、多くの場合愚行だ。特に証券売買のように既に入出力系の要件が安定していて、処理能力の高さと安定性だけがが問われるようなシステム(コモディティ化しやすいシステム)の運用てのは、単なる消耗戦なわけで可能なかぎり避けるべきなのだ。
システム運用に関する部署をスピンアウトさせてしまうか、他人が提供してくれるサービスを使い倒したほうがいい。責任転嫁もできるし(笑)、トータルでみるとコストも安く済む場合が多い。他人が提供されるサービスであれば、気に入らない点があれば文句も言いやすいし、比較的素早く改善してもらえる可能性も高い。(これを自社内で抱えてしまったせいで「言い訳」ばかりが増えて、システムの改善が遅々として進まないというケースは何度も見てきた。)
そんなわけで、どう考えてみて大証のシステム投資は筋が悪い、という結論に落ち着いてしまう。システムがダメだからという理由で「IPOの抑制や信用取引の規制」なんて場当たりな対応をしていたのでは、文句を言われても仕方がないだろう。
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